女のための男のレシピ>男の丼モノ！基本の親子丼

私が京都の料亭で修行していたころ、
やはり料理人というものはまかないを作ります。
実際「まかない」とは言いません。
京都では「ばんざい」といいます。
京都では家庭惣菜、おふくろの味、普段食べる菜
を意味することばが「おばんざい」といいます。

まかないを作る時間なんてありません、でもおいしいものを
出さないと、めちゃくちゃにされます。暴力当たり前の世界です。
そこで学んだ親子丼です。

京都料亭まかない親子丼

（用意するもの）：2人前
卵 ：4個
たまねぎ ：１/４個
三つ葉 ：少々
人参 ：１/４個（なくても良い）
鳥モモ肉 ：１/４枚
ご飯 ：2合

（作り方）
�@ 親子丼の出汁をあわせましょう
今回は
出汁：みりん：濃口醤油＝５：１：１
あわせておきます。
使う出汁によって割合は変わりますので微調整して
ください
�A たまねぎは繊維にそって薄切りにする。
�B 人参はたまねぎと同じくらいに切って、
火をとおしておきます。
�C 鳥胸肉は３ｃｍ幅位に切り、それを刻んで細かくします。
�D 卵は割っておきます。
卵は溶かない。これがポイントです。
溶かずに黄身に箸を刺して穴をあけます。
4箇所くらいでよいでしょう。
�E 広めのなべを用意し�@のだしをいれます。
出しの量は浅めを意識して、１ｃｍくらい。
浅くないと卵に火が通りません。
�F たまねぎも入れます。人参もいれます。
�G 玉ねぎに火が通ったら肉をいれます。
�H 肉は刻んであるのですぐに火がとおります。
�I たまごを入れましょう。
�J 沸いている鍋の中に卵をそのままいれます。
�K 卵をいれたら、半熟状になるまで少し待ち
火をとめます。
�L 三つ葉をちらして完成です。

ポイントを出汁の量と卵を溶かないことです。